ウィズランチプログラム:
フロアと拠点の垣根をこえて
社員の声から生まれた新しい始まり
かつて、私たちの会社は小さなオフィスのワンフロアで全員が働いていました。同じ空間で働くことで、自然と社員同士が顔を合わせ、会話が生まれお互いのことを知ることができました。しかし、会社の成長と共に社員数が増え、働くフロアが分かれるようになりました。
ある日、入社から日の浅いある社員が「もっと他のフロアの人たちと話したい」と声を上げました。この一言が、私たちの新しい制度「ウィズランチプログラム」の始まりでした。
社員がつながる瞬間
このプログラムは単なるランチの補助制度ではありません。異なる拠点、異なるフロア、異なる部署の社員が一緒にランチをすることで、お互いを理解し、新たなつながりを築く機会を提供します。ランチを共にすることで、日常の業務を超えた深い人間関係が生まれます。
プログラムの具体的な内容
ウィズランチプログラムは、社員が自由に他の社員をランチに誘い、会社がその費用を一部補助する制度です。このプログラムの狙いは、社内での新しい関係の構築と、既存の関係の強化にあります。
予算と補助:月に一度、社員一人当たり最大2,000円までのランチ代が補助されます。
選択の自由:ランチをとるタイミングは固定されていません。社員は自分たちの都合に合わせて、いつでも、誰とでもランチをすることができます。
オンラインランチもOK:他拠点にいる同僚とも、オンラインでランチ時間を共有することができます。
社内の反響と効果
ウィズランチプログラムは、社内でとても人気があります。このプログラムを通じて、多くの社員が関係を深め、仕事のパートナーシップも強化しています。「ウィズランチのおかげで、普段話す機会がなかった同僚とも親しくなれた。」「他の部署の人とも気軽に話せるようになって、相談や質問がしやすくなりました。」といった声がありました。また、「この話、あのプロジェクトで使えないかな?」という新しい取り組みにつながる話題が上がることもありました。
社員たちはこのプログラムを利用して、普段あまり接点のない他の部署のメンバーや、異なる拠点の同僚とランチの時間を楽しんでいます。このような小さな一歩が、会社全体のコミュニケーションを豊かにしています。
進化するウィズランチ
プログラム導入から1年が経った頃、社員から「オンラインランチの活用度が低い」「いつも同じメンバーになりがち」などの声があがりました。浮かび上がってきた課題について自分たちがどんな工夫ができるかを考え、いろんな試みがなされています。それゆえ、ウィズランチのルールは追加や削除されることもあります。
拠点が異なるメンバーとのオンラインランチ
同じ拠点から参加するメンバーも個人のPCを持ち寄り、全員がオンライン上に集合します。Uber Eatsなどのデリバリーを利用することで、拠点が異なるメンバーともランチ内容を合わせることができます。何を食べようか?グループチャットを作って相談をしているときから、ウィズランチは始まっているのです。当日はお店への移動時間がないので時間の確保にもつながり、メンバーと話す時間がたっぷり取れるのもオンラインランチの魅力のひとつです。
テーマを設けてメンバー募集なんてことも・・・
「特撮ものが好きな人」「漫画を描いたことがある人」「腸活に興味がある人」などに、話すテーマを企画して声を掛けてみたら、普段集まったことのないメンバーが集まりました。共通のテーマで集まったからこそ、盛り上がりもひとしお!ウィズランチが終わる頃には「時間が足りない」「楽しかったから第2回も開催したい」という声もあり、メンバー同士が打ち解けた気がします。
まとめ:一歩を踏み出すことの大切さ
ウィズランチプログラムは、EFAラボラトリーズがひとつのコミュニティとして社員一人ひとりが関わり変化をおこしている一つの例として示すものです。
一緒にランチをすることは、単なる食事以上の意味を持っています。それは新しい繋がりを生み出し、働く喜びを深める素晴らしい機会です。私たちは、ウィズランチプログラムを通じて、社員一人ひとりが互いを尊重し、理解し合う文化を育てていきます。